チケット完売で満員の神宮。
秋風が吹き涼しさを通り越して寒くもありました。
しかし、スワローズにも秋風が吹いているようです。
8月に打線が絶不調に陥り、主砲の鈴木誠也を骨折で書くカープ。
昨日、今日と3失点に抑えており、うまくカープ打線の不調につけ込めています。
しかし、それ以上にスワローズ打線の不振は深刻でした。
深刻なのに相手に怖さがない山崎をトップに起用するトンチンカン打線。
山田がフォアボールを選んで出塁しても後続が続きません。
坂口の打順を下げるのも意味不明です。
出塁率に不確実性のある山崎より坂口の方が期待できます。
相手も絶対に嫌がるはずです。
2011年に最多安打を記録した坂口と去年のイースタン盗塁王の実績しかない山崎。
比べるまでもありません。
これで月間MVPでも取っていれば山崎起用も納得できます。
山田とリベロを離したのは多としますが、だったら3番に山田を置いて、4番バレンティン、5番リベロの並びで、坂口か藤井のどちらかが出塁して、この3人に回す方がどれだけ相手にプレッシャーになったか・・・。
リベロはいよいよアウトコースヒッターだと他球団に伝わってきてしまいました。
インローが穴ですが、高めも空振りします。
ここはベンチが相手の攻めの傾向をリベロに伝えてあげる必要があります。
さらに守備についても指摘しないといけません。
常々、スワローズの内野と外野の連係プレーは12球団ワーストだと指摘しておりますが、今日も初回に松山に打たれた後、山田がダイヤモンドの少し外までしか行かずに肩の弱い坂口との中継にミスが出ていました。
バファローズは坂口の時は内野が外野に大きく出て坂口の方を補っていましたが、今のスワローズは雄平も坂口も同じ守備体系でしか対応しないから傷が広がります。
ただ、打球自体は打った松山を褒めるしかない打球でした。
打たれたライアンも7回を初回の2失点だけで食い止めましたので責めることは出来ません。
やはり打線に問題がありすぎました。
やる気のない選手たちを見抜いたのかスタンドはカープファンで埋まっていました。
スワローズブルペン横もカープファンで埋め尽くされています。
たまにヤジも飛ぶ中で試合前調整のライアンも大変です。
そもそも前回のカープ戦も神宮に来ていましたが、スワローズファンがもっといました。
選手が諦めたからファンも諦める。これは仕方ないことです。
自分の神宮観戦もスワローズ借金3となりました。1試合勝ったのにポイント付け忘れています。